澤田さん、2点同時にあがりました。小さい絵なのですが、結構悪戦苦闘。「あら、これ描いてみよ〜」と、彼女なりに、スバラシイ世界を思い浮かべる。だが、そうでもないことが、なんとなく気付き、漂流の世界へと旅立つのです。
そのようなときは、基本に戻る。基本とは・・・?
1)絵の具は、パレットの上で色を調合して、塗るのではなく置くように描く。
2)なければならないものは残し、どうでもよいものは取り省く。このことで、テーマがハッキリしてくる。
3)基本は明暗。何処を明るく、何処を暗くを明確に。色を明暗で考えないと果てしなく混とんとして行く。
4)多くなった色数を整理する。多く使う色は何か?
そのようなことを、取り入れて、やっと完成です。
最近好調の中村さん。お花屋さんでヒマワリを買ってきました。くら〜い絵にだけはならないように気を使います。そのためには、明るいところから描かない。→明るい葉っぱ・黄色い花びらは後回しです。
背景や葉っぱをある程度描いたところで、周りを見ながら少しずつ黄色を入れて行く。花びらのカタチは、周りを描いてつくっていくとパリッとした花びらになります。
水彩は、ワン・ツー・スリーで仕上げる。中村さんは、ツーまで自分で出来るようになってきました。後は、最後の仕上げのタッチです。乞うご期待!