「額装が終わった」

  • 2012.06.27 Wednesday
  • 18:23

 清々しく、珍しくいい天気が続きました。気持ちよいですね〜。そんな中、私事、7月の個展の作品の額装がやっと終わりました。続いて、DM発送作業となります。個人事業者、なんでも一人、頑張らなければならない!

 ホッと一息ついたところで、お知らせです。7/16〜21、京橋のアートスペース キムラで個展を開催します。場所は、京橋の美々卯の隣、一階が南天子画廊で二階にあります。下記サイトをご参照ください。

お時間がありましたら、ご高覧下さい。 

支持体はなんでもいい

  • 2012.06.25 Monday
  • 21:12
 

 この放射能が降り注いでいるような絵は、野上さんの水彩的仕上げのアクリル画です。この点々のポスターが3枚あったので、使ってみたいとのことでした。これが3枚目で、一番ササッと描きましたね。だから、「まっくろくろすけ」がしっかり残っています。

 ここまで来ると、次は何に描こうか?ということになるよね。コラージュにもつながるのだけれど、包装紙・辞書・キッチンペーパー・ボール紙の裏・便せん、、、、 次から次とイメージは膨らむ。たのしいなぁ〜。やる?

台風一過、一気に作品仕上がる

  • 2012.06.20 Wednesday
  • 19:35
 


 水曜午後クラスの服部さん、リベンジ成功です。半年前、アトリエ内で紛失した絵を再度描き上げました。今度は、サイズも大きく10号です。当然、前回よりもいいですよ。南仏旅行で、いい刺激を受けてきたのでしょうか、タッチに力強さが出てきました。「絵の具は置く!」ですよね。空のモチーフは、いったん終了、これからは「南仏シリーズ」の始まりです!


 同じクラスの森さん、先週に続き、もう一点のクラゲが出来上がりました。漂う感じが出てますよね。相変わらず、仕上げの段階がいまいち自分のものに出来ていないので、制作が長いことかかりました。最初の動機付けと上がりのイメージに向けて、チャチャッと仕上げたいですよね。そのためには、同じような作品をつくり続けること。連作が経験の積み重ねになります。

本日、アトリエ、初冷房!

  • 2012.06.18 Monday
  • 21:06

 2ヶ月間、週2回、サガンに通って、苦闘の結果、川内さんの作品が出来上がりました。当初、チャチャッと仕上げるつもりが、なんとなく厚塗りになってしまい、ストリッパーで剥ぐこと数回、いい感じであがりましたね。僕も、最初のイメージ・題材は忘れてしまいました。「何かを感じる」 ということでいいでしょ。次回に期待です。


 もう、船は描かないと、宣言してました。以前も言っていたような・・・。元海上保安官から見ると、船という題材が、細かいところまで目につき、大局を描くことが出来ないとのことです。わかるような気がします。同じものを見ても、それぞれが、まったく違う光景を見ているのですからね。ある方は、ほとんど湯船にしか見えなく、描いたものが、まったく船に見えない。こんなことは、よくあることです。それで、仕上げは、せっせと「周りに密度を」でした。

仕上げるために、2

  • 2012.06.13 Wednesday
  • 20:16

 水曜午後クラス、2点完成。最初は、金子さん。店内シリーズも慣れてきましたね。30号の作品、2ヶ月ほどで仕上がりました。斜めに切り取る大胆な構図も、金子ワールドではへっちゃらです。これでいて、ピンクのバランス、黒の配置、青色の飛ばし等、結構考え抜かれているのです。理に合わないことはしてません。それでも、やっぱり金子ワールド。妙なバランス感覚がそこにある。

 

 次に、しばらく休会後復帰した森さん。クラゲ作品続行です。得体のしれない軟体物を描くのは難しいよね。これこそ、なんでもこれでもじゃダメ。私の透明感とか、動きとか、青の輝きとか、自分の一番を追求することだ。

 百科事典みたく、なんでも揃えても、絵になるものではない。「ピカイチ」をゲットすることが、仕上がる必須条件だよ。

仕上げるために

  • 2012.06.11 Monday
  • 21:45

 澤田さん、2点同時にあがりました。小さい絵なのですが、結構悪戦苦闘。「あら、これ描いてみよ〜」と、彼女なりに、スバラシイ世界を思い浮かべる。だが、そうでもないことが、なんとなく気付き、漂流の世界へと旅立つのです。

 そのようなときは、基本に戻る。基本とは・・・?
1)絵の具は、パレットの上で色を調合して、塗るのではなく置くように描く。
2)なければならないものは残し、どうでもよいものは取り省く。このことで、テーマがハッキリしてくる。
3)基本は明暗。何処を明るく、何処を暗くを明確に。色を明暗で考えないと果てしなく混とんとして行く。
4)多くなった色数を整理する。多く使う色は何か?

 そのようなことを、取り入れて、やっと完成です。


 最近好調の中村さん。お花屋さんでヒマワリを買ってきました。くら〜い絵にだけはならないように気を使います。そのためには、明るいところから描かない。→明るい葉っぱ・黄色い花びらは後回しです。

 背景や葉っぱをある程度描いたところで、周りを見ながら少しずつ黄色を入れて行く。花びらのカタチは、周りを描いてつくっていくとパリッとした花びらになります。

 水彩は、ワン・ツー・スリーで仕上げる。中村さんは、ツーまで自分で出来るようになってきました。後は、最後の仕上げのタッチです。乞うご期待!

梅雨っぽくなってきました

  • 2012.06.06 Wednesday
  • 18:46

 本日、川合さんの「上高地大正池」 の絵があがりました。湖面が鏡のように反映される面白さ、水際がちょうどまん中の構図で、実像と虚像のどちらに重点を置くかでもない。しかし、実像の方がコントラストもあり、目立つようになっている。

 このようなシンメトリーな構図は、動きがあまりでない。だからこそ、静寂というテーマが生きてくる。そうでなければ、まん中で上下を切るようなことは普通やらないものだ。その趣旨あっての構図であろう。


 最近、「椅子シリーズ」を描き続けている田辺さんも仕上がりました。今の課題は、絵の具を置くように、ずらして重ねる。そのことによって、淡くてもメリハリがある画面作りを求めています。一作毎に進化していますよ、同時に、人物画描いています。今、上り調子ね。

天気もよく、はかどる制作!

  • 2012.06.04 Monday
  • 22:37

 月曜午後クラス、4点仕上がったので、紹介します。まず最初が柳澤さんの「房総の海」です。絵画サークルの仲間と一泊スケッチ旅行、時間も限られている中で2点制作。絵になる場所探すのも大変です。で、近場で描き始めたものの、なんとなく絵にならない。さて、それをどうするか? いつもの伝家の宝刀「グループ化」です。奥の岩場と海を一体化 し、主役の面積を大きくして、いやでも目立たせるというワザです。


 次は、神山さん。店舗シリーズです。レストランなんんですが、手前に外食テーブルがあったのですが、店舗の面構え重視カットです。正面から捉えることで、その顔もナイスだね。


 そして、最長老の土方さん、「サボテンのある静物」です。熊谷守一の画集で、「一本!」てな感じですね。三原色を使いながらも、けしてケバクナイ。それは、本の白枠が緩衝材になっていて、赤ピーマンが布地にうまく溶け込んでいるから。サボテンにピッタの色合いでした。


 最後に、水辺に映り込む空を描いたのは、飯嶋さん。ビビって描いてたときには、もう大正時代の絵か!とバカにし、強い気持ちで!絵の具は置くように!擦らない・伸ばさない!を徹底して、昭初の絵になりました。いい絵ですね、今後の平成の絵に期待です。

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