人物画クラスの作品から
- 2017.09.27 Wednesday
- 19:05
今回は、なんとバレリーナを描くことが出来ました。そんなチャンスに、夏休み明け復帰したばかりの布施さん。2回でここまで描けました。いいね。
ササッと2枚目の作品。田辺さん、軽快に描き上げる。
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今回は、なんとバレリーナを描くことが出来ました。そんなチャンスに、夏休み明け復帰したばかりの布施さん。2回でここまで描けました。いいね。
ササッと2枚目の作品。田辺さん、軽快に描き上げる。
野上さんの新作、路地シリーズです。大胆に、繊細に、ダイナミックな展開が画面の中にあればいいのだ。それっも、景色を描いていながら、魂の叫びを感じるような絵。これから、そうなるはず。さて、下の絵は、今開催されている、行動展に出品されているもの(新美術館)メインの階で下の段、よしとしよう。今回の新作は、更なる発展系と言う事です。展覧会は、次にすべきことが見つかれば大成功です。ステップアップです。
力作です。花びらは描いてはいけない、花以外の葉っぱや水面をひたすら描かせました。静かで凜とした空気、よく出来ています。だいたい、花びらは軽やかなものです。それをあーでもない、こーでもないと手数ばかり増えては台無し。主役は、まわりがあって成り立つということ。
飯嶋さんの新作。一気に完成?っていう感じになった。本人は終わっていい?と聞くが、そうはいかない。覆い隠すような加筆はしません、現状をよーく見て、作品と語らう。どこに手をいれる?どこが見せ場だ?その見せ場をさらに際立たせるにはどうする?アタマの中は、隅々まで見渡しながら沸騰するぐらい考える。この勢いを殺さず、さらに勢いを持って修正するのだ。ビビってはいけない。勇気を持って繊細にね!
新田さんの水彩画出来上がりました。久しぶりのアトリエ、すでにお花は枯れてしまい、ここにあらず。見て描かないと、葉っぱがみんな同じになってしまいます。手前に出てくる葉っぱもあれば、奥に、あちら側に出っ張るのもある。当然、同じ表現であるはずがありません。ここは、意識して描かなくてはね。
中西さんの鉛筆デッサン。水彩希望なのですが、スケッチブック一冊をデッサンやり遂げるとのこと。すでに、1回に1枚ペースができています。年内にはかるーく終わりますね。がんばんべ!
そして、金子さん。出来上がりました。月曜のチェックどころ修正しました。見比べて下さい。よくなりましたね!はい、次いきましょう!!!来週は、台風かもね。大事ならぬように。。。
秋晴れの清々しい一日でした。今年は、駆け足で秋がやってきます。そんな秋のモード誌のような絵を描いているのは、金子さん。知り合いの画像を拝借したとのこと。なんか都会的ですね。現在、まだ制作中で、もうちょいのところ。これから、微妙な色合い、再度・色相・明度の調整です。青みの色幅を広げ、逆に青みを落とし、統一感を持たせます。例えば、靴の茶色は目立ちますよね。茶の色相は赤系、青と緑の反対色になり、意図せずしてアクセントになってしまう。最後の仕上げは、目を皿のようにしてチェックするものです。頭つかって気をつかうべし。素晴らしいものは、天から降ってきませんよ。
尾中さんの残雪残る山間の風景が出来上がりました。何度も取り上げている、遠景・中景・近景の色味を使い分けること。手前から積層するように連なる風景、このポイントを外しては絵になりません。広がりのある絵になりましたね!
長いこと描いていたユリの花、山嵜さん、やっと出来上がりました。モチーフをどう分析するか、どのように解釈して表現するか? 絵になるモチーフって、そのまま描けば絵になる訳ではない。このユリは、下に咲き誇った3つのユリに対して、上部のつぼみです。現在と未来の対比であり、つぼみへの期待感であり、期待を支える今ということ。その様なことを作画意識という。絵を描くと言うことはアタマを使うと言うこと。凡人は特にね。
越知さんの新作2点、ニュージーランドの旅の思い出とのこと。これも、まさに近景・中景・遠景というカテゴリーですね。意識して色味を分けています。そして、どこが一番のポイントか、どこが着眼点か、きちんと押さえています。この流れで、旅景色続きそう。乞う期待。
今日のデッサンはひとり。中西さん、金属鏡面にトライ。鉛筆の筆圧も上がってきた証拠、カチーンと硬質感。いい感じです!水彩画希望なのですが、今は修行中。がんばるべ!!!
今日も、朝から雨模様の曇天。やはり、このまま秋になるのかしらね?楽でいいけど、、、。
松井(彩)さん、新作が上がりました。テーブルなり背景なりの面積が多ければ多いほど、絵の難易度が高まる。この絵は、後で椅子の背もたれを入れて、壁紙を足しました。入れたら入れたで、それぞれの関係性を持たなければならないので、それもたいへんだ。やはり、モチーフはメインのものがあり、それ自体が大きめで面積を取るようであることが望ましい。望ましいというのは、やりたいことが明確でないときは、そうしなさいということ。これも勉強です。
そして、神山さんのド迫力な鹿さん。できあがりました。緯度の高いところでは、瞬間的な夏が訪れ、花々が咲き乱れます。しかし、それを支配するものは凜とした冷たい大気だ。モナリザではないが、わずかな背景に多くの情報を入れることが出来る。たかが鹿の顔に、多くのイメージを含ませることが出来る。絵の素晴らしいところ所以である。作者は解っていないだろう、、、。
東京は、本当に夏が終わったようです。やっぱり、なんちゃって残暑が来るか来るかとおもっていたが、すっかり秋。しかし、中高年には、恵の涼しさだ。芸術の秋突入です!